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30代男性のくせ毛・天パ対策

くせ毛の男性には、生え際を刈り上げ、液体石けんで洗い、高機能ドライヤーで乾かし、オイルをつけ、ヘアアイロンでパーマ風に仕上げるのがおすすめ、という件です。



くせ毛・天パの悩み

男性でくせ毛、天パで悩んでいる人は多いのではないかと思います。
もちろん人によってくせや縮毛の度合いが違うと思いますが、自分の髪は東野幸治さんレベルです。
そのため、子供の頃から髪にコンプレックスがありました。
小学生の頃はストレートヘアの友達を羨んだり、思春期には髪を伸ばしたり短くしてみたりパーマをカラーをしてみたりするもうまくキマらず、床屋や美容院に行くのも嫌でした。
結局どこに行っても自分の気に入る髪型になることはなかったからです。


やったこと

しかしながら、いろいろな手段を駆使した結果、30代になってから初めて自分でも納得するような髪質・髪型になることができました。
人からも似合ってると言われたりするようになりました。およそこちらのような髪型です。(モデルさんのイケメン具合は差し引いて下さい)

https://www.beauty-box.jp/style/mens/cir732/

やったことは以下です。

カット

ツーブロックにする(襟足4ミリ、もみあげ6ミリ)
・残す部分は10センチ以上残す
・スカスカと言われるくらい毛量を減らす
・おでこの生え際の毛量も減らす

洗髪

・ミヨシ液体石けんで洗う(またはなるべく洗わない)
・コンディショナー・トリートメントはつけない
パナソニックナノイードライヤー冷風で乾かす
・ミラブルを使う

セット

・手櫛でおでこを出した8:2分けに形をつくる
・無印のホホバオイルを5滴、毛先中心に揉み込む
・幅2センチのストレートへアイロンを170度にし、根本を起こし、毛中〜毛先はひねったりねじったりする
・米粒大のアリミノピースワックスを薄く伸ばし部分的につまむようにつける


詳細

カット

・生え際は捨てる
・残すところは伸ばす

悲しいお知らせですが、もみあげ、襟足、おでこといった生え際の髪は諦めます。なにをしてもうねり、清潔感ゼロです。コントロール不可能です。
そのため、彼らは刈り上げるしかありません。ただそれだとただの短髪ですし、さらに悲しいことにくせ毛に短髪は似合いません。短髪だと東野幸治さんの髪型しか出来なくなります。
その問題をクリアする髪型としてツーブロックがあります。もみあげ、襟足を刈り上げ、それ以外は伸ばします。もみあげ、襟足は白くならない程度の長さ、具体的は6ミリ以上がおすすめです。短すぎるとヤンキー感が漂います。当方は、もみあげと襟足の髪の密度が違う(襟足が濃い)ため、もみあげを6ミリ、襟足を4ミリで刈り上げています。そうすると刈り上げた箇所の「色の濃さ」が揃って見えるためです。
伸ばす箇所は、動きが出るように、10センチ以上はほしいところ。加えて、おかっぱやブロッコリーにならないように、毛量をかなり減らします。美容師さんにはいつも「もうかなりスカスカですが。。」と言われますが、もうひと声お願いしますと伝えて梳いてもらいます。伸びるとすぐくせ毛が塊になる恐ろしさのあまりです。
おでこの生え際は刈り上げるわけにはなかなかいかないので、ここも毛量を減らして対処します。おでこの生え際のうねっている部分だけ、その上の箇所に比べ追加で梳きます。前髪を上げて額を出す髪型にすれば、上にある髪と一体化するので、毛量が少ないのは気になりません。最後に、もちろん腕の良い美容師さんであればよりよい髪型を提案・実現してくれると思いますが、当方の行く安床屋(毎回担当者が異なる)では、これが失敗なく毎回同じクオリティの髪型となる方法です。

洗髪・乾燥

超重要です。もしかするとこれだけでかなり変わるかもしれません。
・シャンプー・コンディショナーは使わず、(液体)石けんで洗う
・惜しまず高機能のドライヤーを使う
・余裕があればミラブル(高機能シャワーヘッド)を使う

いいシャンプーを使えばサラサラストレートになりそうですが、経験上、くせ毛は中途半端にサラサラでうねるだけです。ここは液体石けんで洗います。洗いたてはギシギシしますが、乾かせば気にならない程度になります。そして、髪が硬くなるため、セットがしやすくなります。
ただし、液体であれど石けんで洗うと髪に残りやすいので、お湯での予洗いと、石けんのすすぎをしっかりと。また洗浄力が強いので、頭皮は軽めに洗うのがおすすめです。(当方は最近は頭皮はほぼお湯のみで洗い、毛中〜毛先を石けんで洗っています)
液体石けんはミヨシの泡のボディーソープを使っています。量はボトル半押しくらい。全押しだと油が取れすぎて頭皮が乾燥しました。。。これで頭から足先まで洗っているのでコスパ抜群です。

次にドライヤーです。これも超重要です。Panasonicのナノイードライヤーか、リュミエリーナのヘアビューザー・レプロナイザーが必須です。(当方はナノイードライヤー使用ですが、友人宅などでヘアビューザーを使ったところこちらもかなり髪質が良くなったため)
当方にはかなり効果あるようで、旅行などで別のドライヤーを使うと髪がパサパサうねうねになります。ただどちらも1万円は超える家電なので、どこかで試してみてから買うのが良いかもしれません。

なお金銭的に余裕があれば、ミラブルなる高機能シャワーヘッドを使うのもおすすめ。当方は少しさらさらストレートに近づきました。

セット

・きれいなストレートは捨て、動きを出す
・前髪は捨てる(おでこを出す)
・オイルをつけて潤いを出し、アイロンを使う

残念ながら、当方の髪はなにをしてもきれいなストレートヘアにはなりません。どうしてもそれに近づきいのであれば、縮毛矯正しかないかと思います。
なので、ストレートは捨て、動きのあるヘアスタイルとすることを選択しました。ゴールはストレートにすることではなく、素敵な髪型にすることだからです。ただその際重要なのは、ただのくせ毛ではチリチリパサパサなので、オイルをつけて潤い・ツヤを出すことです。オイルは、無印良品のホホバオイルを使用。アロガンオイルやココナッツオイルも試したのですが、髪馴染みの良くなかったり、肌に触れると肌荒れやかゆみが起きたりしたため、合いませんでした。ホホバオイルは現状馴染みが良く、肌荒れも起きていません。
加えて、ドライヤーやワックスではくせ毛はなかなか形作れないまたはすぐ崩壊するので、ヘアアイロン一択です。幅細めのストレートアイロンであれば、メンズヘアでも挟めます。当方は、アレティ プレシジョン 15mmを使用しています。
髪型は好みで何でもよいと思うのですが、おでこ出しが必須です。くせ毛の前髪は生え際のためただでさえうねっており、かつ汗などに劇的に弱いので、前髪を下ろした髪型は諦めるしかありません。そのため、おでこを出すように前髪を上げます。おでこを出したほうが清潔感の観点からも良いのではと思います。なおこの時、8:2くらいで分けています。5:5は古臭くなりやすく、7:3は中途半端感が出ると思われます。
当方は頭頂が薄くなってきているので、根本をアイロンで起こすようにし、加えて他の箇所はアイロンでひねったりねじったりしてパーマ風の髪型としています。もともとうねっているので、少し形を整えるだけでパーマ風になります。寝起き時は、ブローをして根本を起こすとよいかもしれません。(美容院ではブローで寝癖直し・形をつくることを勧められましたが、適度な寝癖がスタイリングに活きるので、当方はやっていません)
ワックスは、アリミノ ピース フリーズキープワックスを使います。少量で適度なツヤやセット力がある割に、洗うときに落としやすいためです。当方は薄毛対策のために髪をあまり洗わないようにしているため当ワックスを使っていますが、お好みのワックスでも良いかもしれません。ただ、ポイントとなるのは、髪全体になじませるのではなく、髪の途中〜毛先を中心に、髪を部分的につまむようにワックスをつける、という点です。全体にはすでにオイルが浸透し、アイロンで形をつくってあるため、ワックスで髪を固めたりまとめたりする必要はありません。むしろ、髪が重くなって形が崩れるかと。部分的に束感を出したり、顔に前髪がかかってくるのを防ぐためにつける、という使い方です。この点は一般的なワックスの使い方とは違うのですが、自分としてはベストな方法です。


以上、長くなりましたが、くせ毛でお悩みを持つ方のご参考となりましたら幸いです。